2005-06-16 第162回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
私は、これは大臣にお聞きしたいんですが、この委員会でポプリン・ブロード、それからタオルの業界からのセーフガードの要請があり、経済産業省が調査をしたり、やっていただきました。セーフガード問題、ずっと取り上げてきたわけですけれども、日本は国際的なルールにはない、これをセーフガードをすることによって構造改善の見通し、詳細な資料作成、こういった自主規制を、日本の国は自主規制したわけですね。
私は、これは大臣にお聞きしたいんですが、この委員会でポプリン・ブロード、それからタオルの業界からのセーフガードの要請があり、経済産業省が調査をしたり、やっていただきました。セーフガード問題、ずっと取り上げてきたわけですけれども、日本は国際的なルールにはない、これをセーフガードをすることによって構造改善の見通し、詳細な資料作成、こういった自主規制を、日本の国は自主規制したわけですね。
具体的には、第一に、平成七年に調査を行いました綿糸四十番手及びポプリン・ブロード織物、第二に、平成八年に調査を開始しましたポプリン・ブロード織物、そして第三に、平成十三年に調査を開始しましたタオル、これらにつきまして、関係業界からの要請に基づきまして調査を行い、その結果、第一の綿糸四十番手及びポプリン・ブロード織物、それから第二のポプリン・ブロード織物につきましては、TSGを発動するに足る輸入の増加
○松島分科員 繊維に関して申しますと、かつてワイシャツの生地に使うポプリン・ブロードの輸入に対しても、中国に向けてその業界が九五年二月に繊維セーフガードの発動要請を行った。しかし、このときも旧通産省は、調査開始して、いや、静まったからやめて、また再度やって、延ばし延ばしして、これじゃやはり、この業界は日本政府というのは一体なんだろうという気がすると思うんです。
「今年に入り、」平成八年ですね、「今年に入り、綿ポプリン、ブロードは前年実績を二、三割超える水準で推移しており、三割を超える水準が続けば五月」にTSGを発動せざるを得ない。「二割を超える水準ならば六月に(TSGの発動ベースとなる)前年一年間を上回る基準になる」と、こういうふうに中国に指摘しておるわけですよね。発動せざるを得ませんよと。実はこれ以上伸びておるんですよね、平成八年のデータを見ますと。
○政府参考人(奥村裕一君) ちょっと私その新聞は今承知しておりませんけれども、そういう当時の中国からのポプリン・ブロードの輸入の増加の傾向を受けまして、七月に業界の方から発動要請があり、八月に調査開始をしたわけでございます。その間に中国側から中国としての自主管理の強化をしたいという強い申し出がございまして、そこで日中協議に入ったというふうに承知をしております。
○平田健二君 先日のこの委員会でも質問があったようですが、平成七年、平成八年の綿糸四十番手と綿製品のポプリン・ブロードの発動要請があったわけですけれども、その経過について先日も説明がございましたが、もう一度お聞かせいただきたいと思います。
○政府参考人(奥村裕一君) 私の記憶では、当時はポプリン・ブロードだというふうに記憶しておりまして、タオル業界につきましては、御案内のとおり、ことしの二月二十六日に日本タオル工業組合連合会が私ども経済産業省に対しまして繊維のセーフガードの発令要請を行われたところでございます。
○政府参考人(小平信因君) 繊維のセーフガードでございますが、今お話しございましたように、平成七年二月に、綿製のポプリン・ブロード織物、それから綿糸の四十番手クラスについてセーフガードの発動要請というものがございました。 これにつきまして、中国から、自分の方で輸出を抑えたいということで話し合いで解決をしたいという話がございまして、何度か両国政府間で話し合いが行われたわけでございます。
ポプリン業界の問題なんですが、九五年の二月に申請したときに輸入浸透率は五八・一%でした。九六年の七月に六五%になり、現在八〇%です。つまり、自主規制をしたということが言われるわけだけれども、何の歯どめにもならなかったというのが冷厳たる事実です。したがって、その経験から、TSGの発動しかないという決断をタオル工業組合はしているわけなんです。
したがって、ポプリンに関してその後はどうだということでありますけれども、やはり状況としては依然厳しい状況はあると思いますけれども、しかし、あのときにはそういう形で一応お互いの了解ができた、そういう事例として申し上げたところでございます。
これが事実かどうかも含めてなんですが、もしこのことをおっしゃっているのであれば、ポプリン・ブロードのことだと思うのですね。この結末をどう総括されているのかも含めて、この発言の意味合いについてお聞きをしておきたいと思います。
具体的に少し伺いますけれども、九五年と九六年、綿糸四十番手、それから綿製ポプリン・ブロードのセーフガード発動の要求がありました。これは二回とも見送られましたけれども、その理由について説明をいただけるでしょうか。
平成七年二月に発動要請のございました綿糸四十番手及び綿製ポプリン・ブロード織物につきましては、それまでの直近三年間の中の二年の期間輸入が急増し、また本邦産業におきます重大な損害の発生の事実が認められるということで調査の開始が行われたわけでございます。しかしながら、その後、これら二品目の輸入につきましては、比較的落ちついて推移いたしまして、あるいは減少傾向がしばらく続いたわけでございます。
○政府委員(今野秀洋君) 現在は調査期間は延長されておりまして、そこの中で、その状況に応じて業界の要請を待たずして政府において調査活動を続行することができる体制になっているわけでございますけれども、仮に調査活動をそこで続行、再開するということになった場合でございますけれども、その場合には綿製ポプリン・ブロードの輸入の急激な増加があるかどうか、それによって本邦の産業に重大な損害が生じているかどうか、そういうことを
ポプリン・ブロードについての繊維のセーフガードに関しては、昨年の十一月にTSGにかわって新しく中国が自主規制をする、EL制度を導入するということで調査を見合わせたわけですね。
もう既に発動していい数字になっておるんですよ、ポプリン・ブロードについては。対前年同月比をずっと見ても全部一〇〇%以上です。数字はもうWTQのルールに従ってTSGを発動してもいいデータが出ておるけです。にもかかわらず調査を延長するだけでは今までと同じじゃありませんか。ですから、もりここらでTSGを発動するのかどうか、具体的にお答えいただきたいんです。
先生御指摘のとおり、九五年十一月の時点では、最終的には国際ルールに基づいた輸入の状況というものを判断いたしましたときに、綿製ポプリン・ブロード織物の輸入が直近の十二カ月の前年同期比で減少していたということがございまして、そういう環境であった。ルール上、そういう環境ですと発動の要件を満たさないということになりましたものですから、セーフガードの発動を見送ったところでございます。
ちなみに、セーフガードで問題となりましたポプリン・ブロード織物について申し上げますと、九四年では二十数%迂回してきている。それから、九五年は九%にそれが落ちております。
そこでまずお伺いしますが、綿製ポプリン・ブロード織物に係る日中間の繊維貿易問題につきまして、繊維セーフガード措置に係る調査が行われている中で今回、日中間で共通の認識に至った経緯をお伺いします。
すなわち、全世界向けの輸出枠の管理ですとかあるいは日本向けの輸出につきましての総代理店制ですとか、そういう措置を講じてきたようでございますが、今回新たにポプリン・ブロード織物を含みます織物につきまして対日直接貿易につきましては輸出数量の調整を実施する、こういうことにいたしたわけでございます。
御案内のように、綿製ポプリン・ブロード織物、これは平織りの綿織物の一種でございまして、シーツ等の寝装具あるいはワイシャツ等に用いられる材料でございます。 これにつきまして、御指摘のように中国との間でいろいろな話し合いが行われましたが、経緯を申し上げますと、昨年十一月以降、実はこの綿製のポプリン・ブロード織物の輸入が急増いたしました。
ところが、ポプリン・ブロード、綿糸四十番手のように、業界から本格的に申請が出ますと、先生がおっしゃるように、向こうはコントロールの国でございまして、輸出にかなりブレーキを踏みまして、前年同月比マイナスという事態が昨年続きました。
○中野政府委員 昨年申請がございました綿糸四十番手、ポプリン・ブロード織物については、貿易局と一緒に正式な調査手続に入ったわけでございますが、それと並行して中国政府の求めもあり、我々の希望もあり、両国政府間で話し合いを深めております。 したがいまして、未加盟国でございますので、加盟国ですと御案内のとおり輸出規制をしていますと情報の開示義務がございます、ジュネーブと相手国に。
昨年でございますけれども、生活産業局とも協力をいたしまして、綿糸四十番手、ポプリン・ブロード、両繊維製品につきましてセーフガードの調査をやり、結論を出したというようなことでございまして、ルールにのっとって厳正に対応していきたいというふうに考えているところでございます。
確かにポプリン・ブロードにつきましては、先生御指摘のように、昨年の十一月から私どももびっくりするほど急増いたしまして、この傾向が十二月、一月、二月ごろまで続きました。
○平田健二君 通産省の資料によれば、あるいは一部マスコミの報道によりますと、ポプリン・ブロードについてですが、昨年の十一月以降急激に輸入が増加をしておるわけですね。 実は、九二年ぐらいから九四年にかけてポプリン・ブロード、四十番手も含めてですが、輸入が急増しておる。業界から輸入規制についてのいろんな働きかけがあった。
それから同じく綿製ポプリン・ブロードの織物につきましても、直近の一年間はその前に比べまして六四・七%ということで、輸入が落ちついているあるいは減少しているということがございましたので発動を見送った次第でございます。
委員が御懸念の点は、むしろこの二の部分にあろうかと思いますが、現在、綿糸の四十番手クラス及び綿製ポプリン・ブロード織物を含めて調査中でありますけれども、こうしたものも含めて、具体的な案件についての発動の可否というものにつきましては、この繊維セーフガード措置の手続などに従いながら厳正な検討を行ってまいりたい、そのように考えております。
○政府委員(中野正孝君) お尋ねの点、順次申し上げますと、迂回貿易の実態でございますが、これは厳密な意味で統計上の区分がございませんので、私どものいわばサンプル調査ということになりますが、九四年の数量ベースで見ますと、現在、セーフガード措置の申請に出ております四十番手の綿糸クラスで六%ぐらい、それからポプリン・ブロード織物で二九%ぐらいというようなデータがございます。
この中身を長々と申し上げるつもりはありませんけれども、現在調査中の綿糸四十番手クラス及び綿製ポプリン・ブロード織物を含めて、具体的な案件についての発動の可否については、セーフガード措置の手続等に従って厳正な検討を行っていこうと考えております。
その中で、私は今回、二月二十三日ですか、日本紡績協会とか日本線スフ織物工業組合連合会が四十番手の綿糸とポプリン・ブロードについて、中国あるいはインドネシア等を限定しながらセーフガードの要請をされておるわけでありますが、これがどのように進められているかということについてお聞きしたいと思うのであります。
今委員からお話がありましたように、本年二月二十三日、関連の事業者団体から綿糸四十番手クラス及び綿製ポプリン・ブロード織物の輸入に対しまして、繊維セーフガート措置の発動要請がございまして、厳正な検討を行った結果、四月二十一日、調査開始を決定をいたしました。
それからもう一つの品目が、ポプリン・ブロードといいまして綿布の一種でございますけれども、ワイシャツ等の生地になるものでございますが、これにつきまして、これもやはり中国とインドネシアの二国を対象にして緊急セーフガード措置を発動してほしいという要請が出たわけでございます。
それから、なお、そういったことに関連いたしまして、先ほど小口参考人からも申し上げたわけでございますが、紳士服の四万八千円の細部の採算状況が出ておりましたが、私どもはワイシャツを、かりにポプリンのワイシャツに例をとりますと、ポプリンの生地が大体一ヤード百二十円見当です。
ですから、一方では、加工賃調査をして、公に通産省が、たとえばワイシャツの綿のTCのポプリンものは現在の織り工賃では何ぼかというものを公表していく。現在では公表もしないし、また産地間でばらばらに出しておる。福島などへ行けば、やみ織機を全部なくしたら、北陸筋ではやみ織機ができて、そのことがまた加工賃のダンピングについての弊害になったということを述べています。
これはポプリンのものでございますが、そういったようなことの御指摘だろう、こう考えます。